 不定期で更新します
by 白庵
|
|
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
タグ
最新の記事
お鍋と文旦 |
at 2019-02-20 17:38 |
|
記事ランキング
ブログジャンル
|
|
 
定期的にご覧になって下さる方がいらっしゃるようで、度々ありがとうございます。PV数が2900になりました。絵は独学で自己流ですが、意外と労力と時間がかかっているので公開してみようという思いに至りました。数もそう多く作れない為、短期間のアップになることと思いますが、それまでどうぞお付き合い下さい。
 ヨーロッパの肖像画や宗教画も好きだが、日本人では広重を好んで鑑賞している。昨今では若冲が人気だが、細密で凄すぎてあまり参考にはならない(笑)。この広重の江戸百景がお気に入り。江戸庶民の人々の生活が一目でわかる。まるで声が聞こえてくるようだ。ユーモアさがあったり、幻想的な作品もあったりと、豊かな当時の自然をうまく捉えている。色彩感覚が鮮烈で青色は広重ブルーと呼ばれ、ゴッホやヨーロッパの画家にも影響を与えたほど。260年続いた天下泰平の世に火消しの息子として、現在の千代田区丸の内付近に生まれる。13歳で相次いで両親を亡くし、15歳で浮世絵師を志す。歌川豊広に入門し、安藤徳太郎(幼名)はのちに歌川広重の画号を許される。「江戸百」は最晩年の連作で、北斎の「絵本富嶽百景」に対抗して死の直前まで描き続けた。広重の一世一代の描き納めが「江戸百」というわけである。風景絵師として1500点以上製作し、江戸土産として全国に大いに売れた。享年62歳。辞世の句は「東路へ 筆をのこして 旅のそら 西のみ国の 名ところを見ん」現世には絵筆を残し、あの世へ旅立つ。浄土へ行っても色々な景色を見てみたい、といったところだろうか・・・。
by dd907
| 2017-06-12 13:52
| 本
|
Trackback
|
Comments(0)
|
|
|