名盤


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今はプレーヤーがないので、残念ながら聴けていないレコード。迷盤となってしまっています。

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ですが、ブラームスの「第4番」に現在ハマっているので、CDで聴いています。ヴァイオリンの泣き叫ぶような音色と調べ、超絶技巧に舌を巻いてしまいます。どれほど練習するのでしょう?この曲は景色が浮かんでくることは無く、感情の奥深く、内へ内へとずんずん訴えかけてきます。この人は何を悩んでいるのだろう?どうして苦悩しているの?泣いているし・・・おっと、ここで希望の光が差し込み出口が見えてきた、とか常に心を揺さぶられ、慕わしい気持ちになると同時に自分が悩ましくなるほどです。

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左下のジャケはダ・ヴィンチの絵ですね。今回のオークションでは、美術史上最高値の508億円で落札され、予想をはるかに上回る天文学的な数字となりました。ダ・ヴィンチ本人も驚いて、あの世から蘇ってきそうです・・・。

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ベートーヴェン

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楽譜

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# by dd907 | 2017-11-17 09:08 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(0)

竹細工 その2

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3ヶ月かかって制作された叔父の作品。立命館大に通っていた学生時代、京都や大阪に住んでいたこともあり、関西色の強いオモロイ人です。

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岸和田のだんじりと阿波踊り


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# by dd907 | 2017-11-12 12:07 | その他 | Trackback | Comments(0)

ワーグナーコード その2

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完成前

ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」のジークフリートの場面より、炎の岩山の中から目覚めた、ブリュンヒルデの愛馬グラーネが羽ばたくシーン。曲を聴いて出来たイメージ。ワーグナーが、この大作の最後を飾る「神々のたそがれ」の前身にあたる劇詩「ジークフリートの死」を書いたのは、歌劇「ローエングリン」を作曲した直後の1848年のこと。その後、この4部作にとりかかり、最後の「神々のたそがれ」を脱稿したのは1874年の11月なので、台本に着手してからなんと26年の歳月を費やしている。ライフワークとなった、「指輪」の作曲もはかどって、ジークフリートが「魔の炎」を突破したのが1869年3月31日、ブリュンヒルデの眠る丘の頂に達したのはその翌日のこと。創作の日々を送るワーグナーが、しばしば飛んでいる夢を見たのも不思議な話ではない。意気軒昂の精神状態は夜の夢にも現れた。

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「ニーベルングの指輪」は、古代ゲルマン神話や、北欧神話の「ニーベルンゲンの歌」がモデルとされている。ニーベルングとは「霧の国の人」、すなわち冥界を意味する。当時、北欧地方はキリスト教文化がまだ入ってきておらず、オーディーンという神を信仰したり、独自の文字を使っていた。ゲルマン共通語として北欧ルーン文字は、8世紀頃より北欧中心で使用され、16文字で成り立つ。ルーン文字の起源は2世紀頃と古く、現在のアルファベットの原型とも言えるだろう。北欧では、神のオーディーンがトネリコの木(世界樹)に首をくくり、槍で己を刺し貫くという苦行のうちに、ルーン文字とその秘密を見出したことから発祥しており、神話と文字がセットになっているのが面白い。楽劇にも、このトネリコの枝で作られるルーネが刻まれた槍が最初に出てくる。智慧の契約文が書かれた、このトネリコの槍を持つ者は世界を支配できるのだ。他にも人間と神々の災いの元となり、その関係性をも脅やかす指輪がキーであり(曲にもライトモチーフがいたるところに散りばめられている)、これらのアイテムはのちのち、ジークフリートの運命を狂わせていく・・・。

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神話では、ブルグント王国の王女「クリエムヒルト」と、ニーデルランドの王子「ジークフリート」が結婚しており、「ブリュンヒルデ」は「グンター」と結婚している。ドイツのヴォルムスという町近郊の、オーデンの森でジークフリートは泉の水を飲んでいる時に暗殺された。ロルシュの町には、ジークフリートの棺も実際存在しており、ラテン十字の装飾が施されていた。

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ヴォルムス大聖堂は、ジークフリート最期の地と言われるが、何度も改築しているため当時の面影はない。ヴォルムスの町はドイツで最も古い歴史を誇る町の一つで、5世紀ブルグント王国の首都として大いに栄えた。1521年、マルティン・ルターの破門が決定したのも、この聖堂。

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764年に建立されたロルシュ修道院跡。何度も火事で焼失し、残されたのはこの門のみ。

この話を元に作られた楽劇「ニーベルングの指輪」は、ワーグナーの畢生の大作で、「ラインの黄金」を序夜として、「ワルキューレ」(映画、地獄の黙示録でおなじみ)、「ジークフリート」、「神々の黄昏」の全4部で成り立ち、この全貌を知るためには劇場に何回も通わなければならない。興味のない方には「なんのこっちゃ」感しかないと思われるが、ハマった人にはたまらないのが、ワーグナーの世界の魅力であろう。彼一流の架空的、神秘的にまとめ上げたこの物語の中心をなすものは、世界統治の力をもつ黄金の指輪である。そして、この指輪をめぐり、天上の神をつかさどる大神ヴォータン、地上で正直な生活を営む巨人族、それに加え邪悪な精神で行動する地下民族、ニーベルング族がからみ合う。とどのつまり、すべてのものは滅び、新しく生まれる人間世界には「愛」のみが光輝く、というのがこの長大な物語の大筋だ。ただ、策略、裏切りの連続で(韓国の歴史ドラマで見慣れてはいるものの)、登場人物は悪者ばかりだ。唯一、ブリュンヒルデだけは愛を貫くのかと思いきや、ジークフリートへの復讐を企てるのだから。ラストで自らも炎の中に身を投げ、死をもって愛を昇華させるが、いたたまれぬ思いが残るのは否めない。畏れを知らない無敵だと思われたジークフリート(英雄)も、弱点が一つだけあり、そこから歯車(歯車の形の輪、「リング」は目に見えないもの、指輪「リング」は目に見えるもの)が複雑に絡み合い、不協和音を奏で、狂い始める。そういえば、ホメロスの「イリアス」だっただろうか?足のアキレス腱が唯一、弱点の男が出てくる(のちに、アキレス腱の由来となる)。若い時に誰にでも起こりがちな、無知や愚かさが招く傲慢さがあだとなり、自分に返ってきてしまう。と、わかったようなことを言っていても、いざ曲を聴き始めると、究極の旋律の美しさにただただ心奪われてしまい、何も考えていない愚か者の私。出口の見えない迷路のようなこの楽劇。ハッピーエンドな結末を求める人には、ワーグナーはオススメできません(笑)。

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メータ、ショルティ、バレンボイム指揮などをよく聴いています。聖杯関連では、ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ作詞、シルヴァイン・ベルジェロン作曲の「聖杯の旅」という合唱曲もあります。

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「ニーベルングの指輪」のブリュンヒルデのモデルとなった女性(1804~1860)。ワーグナーを取り巻く女性の一人。1834年、彼女の舞台姿に接して圧倒的な感銘を受けたという。楽劇に登場するブリュンヒルデという女性は、歴史上、フランスの前身フランク王国(のちにフランス、イタリア、ドイツの3つの地方に分裂)の、メロヴィング王朝時代(543~613年)に、アウストラシアの王妃として「ブルンヒルド」の名で実在している。夫が「シギベルト」で、ジークフリートに似通っているため、この夫婦が神話や楽劇のモデルになっているとも言われる。以前、本で読んだ時にこの家系図を遡って行くと、イエスとマグダラのマリアの子孫に行き着くと書いてあった。「ちょっと、大袈裟」と思いつつも、ワーグナーの楽劇は、聖杯にちなんだ歴史と神話が折り重なり制作されている為、謎があり秘密めいていて、ここがまた惹かれる要因であったりもする。パルシファルは聖杯を守る騎士(アーサー王や、テンプル騎士団が元)、ローエングリンは違う作品なのに、パルシファルと親子関係だと言われ、クンドリやタンホイザーを誘惑する女神(金星を象徴)も、マグダラのマリアだという。もしかすると、ニーベルングの指輪の竜、ファーフナーも聖杯を守っていたのかもしれない・・・。ブルンヒルド王女は、現在アビニヨンという所に実際に収蔵されている。

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マティルデ・ヴェーゼンドンクは「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデのモデル。今、流行りの(?)ワーグナーの不倫の恋のお相手。とても愛らしい女性だ。この夫妻は、ワーグナーのパトロンだった。儚くも恋は終わりを告げたが、代わりに「トリスタンとイゾルデ」が生まれた。

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右は、最初の奥方ミンナ。女優で、離婚したのちも生活費は送金していたという。左は最愛の妻コジマ。ワーグナーとヴェネチアで晩年を過ごす。(ワーグナー 三光長治 著)

ワーグナーコードはこれでおしまいです。

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# by dd907 | 2017-11-06 00:14 | 和紙ちぎり絵 | Trackback | Comments(0)

秋彩


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この間、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の「日の名残り」を、受賞が決まる前にBSで放映されていた為、たまたま見ていました。主演はアンソニー・ホプキンス。物語は、第二次世界大戦後の英国、裕福な紳士の館の中から始まります。父子ともに折り目正しく、忠実に主人に仕える仕事一筋の真面目な執事の目線が、この映画の大半を彩っています。ホプキンス演じるスティーブンス(執事)が採用した、頼りになる女中からの淡い恋心を頑なに拒むシーンに、「クスリ」と笑みがこぼれると同時に、もどかしさと切なさを感じました。執事たちの沈黙(羊たちの沈黙)?これから、鑑賞される方もいらっしゃると思うので、ネタバレはこの辺にしておきます。なぁんだ結局、ダジャレを言いたかっただけじゃんと言われないうちに・・・(笑)

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お天気に恵まれることが近頃ないので、シャッターチャンスでした。お天道さまは何処へやら・・・。

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旬 ひとしお

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# by dd907 | 2017-10-31 14:27 | 和紙ちぎり絵 | Trackback | Comments(0)